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描きたいものだけを描きたいんだ

絵を描こうと思い立った時には、必ずそこにそうさせる何かがあります。

それを、モチーフと云うのですが、

例えば、りんごや花、夕焼け空、飼っている動物など、身の回りにあるものから

天上の世界、海底に沈んだ伝説の~やらの、空想の風景とか、

描く人の数だけある、絵を描く動機になるもの。

ああ、コレコレ!とムラムラ~っとするものです。

私の場合、

想像力が乏しいので、目に見えたものにしか、ムラムラ~っとしません。

しかも、視野が狭いのか、そのものまるごとすべてではなく、

一部分に惹かれてしまう。

でも、それじゃ絵にならないじゃない?

そこだけ描いて満足してたら、成長しないじゃない?

と、思って

全体の姿をデッサンしたり、それを他のものと合わせて配置してみたりと

やって来たのですが、

これ、すごく時間がかかる。下手だからなんだけど。

ある時、

pixivで、ずーーっと一人の女の子のキャラクターだけを、

ひたすら描き続けているアカウントさんを見つけて、

羨ましくなってしまいました。

その人、余計なこと何も考えてない。

好きなキャラクター、しかもいつも同じような立ちポーズで

アレンジといえばお洋服を着せ替えるだけ。

最初は、舐めとんかコラ。。などと思ってしまったのですが、

書き添えられたコメントを読んでみれば

自分が描いたその女の子への愛情がほとばしっていて、

とってもとっても幸せそうなんです。

上手く描きたいとか

よく見せたいとか

多くの人にウケたいとか

そういうことより、

自分の描きたいものだけ描く喜びを、満喫してるように見えました。

私がもし、まだ若く、将来の時間を長く予想できたなら、

腕を磨いて、

表現方法を模索して、

自分のスタイルを確立して、

さらに、トレンドなども意識して、

市場価値や芸術的価値などを附帯するためにあれこれ

考えをめぐらしたり、と、

色々余計なことにもエネルギーを費やして燃え尽きて

灰になったとしても、まだ余生があるからいい。

でも、私、もう人生折り返しちゃってるんですよね。

余生と見きるには早いけど、

一分一秒、無駄に使ってる場合ではない。

(って、ここで駄文を打ち込んでる時間も勿体ないんじゃないかと思いますがw)

もういいかー♪

無理して手に負えない範囲までがんばって描かなくても。

と、

開き直ることにしました。

もちろん、手に負えなさそうな範囲まで

その、ムラムラ~っとした気が起きたら、チャレンジしますけどね!

そんなわけで、

今日描いたのが、コレ。

豚バラ肉の断面です。

ちょっとしたいたずらも仕込んであります。

楽しかった。


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